沢登り大好き証券マンのレポート

■マスキ嵐沢に行って来ました

今年2回目の沢登りは、大好きなマスキ嵐沢です。2月23日は雲一つない好天で、気持のよい沢行きとなりました。しかし3段12m滝から始まる連漠帯はヌメリが発達し、アクアステルスには厳しい登りとなりました。写真はその3段12mの滝と、帰りに立ち寄った松田の河津桜です。

■コロナウイルスで大騒ぎです

中国武漢で発生した新型コロナウイルスは、世界的にあっという間に蔓延しています。そこで今回は感染管理のための消毒液や検査用試薬などの銘柄と、SARSの関連銘柄に注目しました。なお、株価、PER(当期予想)、PBR(前期実績)は2月21日引け値でjijipressから、チャートはブルームバーグから出典しています。

■4061 デンカ 東証1部

株価 2948    PER 10.87    PBR 1.05

特殊合成ゴムや機能樹脂、石化基礎製品などを生産していますが、ワクチンや検査試薬なども手掛けています。当社はインフルエンザウイルスの迅速診断キットの国内市場最大手で、新型コロナウイルスに対してもウイルス抗原を検出する迅速診断キットを開発し、国内で体外診断用医薬品として承認申請する方針です。検査キットは、新型コロナウイルスに結合する抗体さえできれば、3~4か月ほどで利用可能になるとみられています。国立感染症研究所は新型コロナウイルスの分離や培養に成功しており、月内にも企業や研究所に配布されます。早ければ今夏にも検査キットが登場する可能性があります。

 

■4431 スマレジ 東証M

株価 4230    PER 90.68    PBR 14.19

売上分析や高度な在庫管理など、小売業や飲食・サービス業の店舗運営の効率化を実現する従来型POSレジシステムの枠を超えた、クラウドベースの新しいPOSレジシステムを提供している、2019年2月に上場した企業です。2019年9月6日に第2四半期と通期の業績予想を上方修正しました。また2019年12月13日に発表した2020年4月期2Qによりますと、売上高は18億2500万円と前期比208.6%、業績見通し109.3%、営業利益は5億2700万円と同299.1%、同126.1%と好調で、大型案件の受注も増加しています。上場による認知や信頼性の向上により、大型案件や軽減税率に関係しない案件も着実に増加、POSレジのクラウド化を率先し業界を牽引していきます。

 

■4448 Chatwork 東証M

株価 1032    PER 269.79    PBR 25.55

ビジネスチャットツール「chatwork」を中心に事業を展開、2011年からサービス提供するパイオニアで国内で利用者No1(同社調べ)、導入社数は2020年1月末時点で24万9000社を突破した、2019年9月に上場した企業です。2月14日に2019年12月期の業績を発表しました。それによりますと売上高、営業利益、経常利益、純利益のすべてで業績予想を達成、Chatworkの通期売上高は16億円と前期比43%増となりました。ビジネスチャットの国内普及率は30%未満で、米国の67.4%の高い普及率となっており大きな高成長マーケットのようです。2020年12月期はChatwork事業の50%以上の売上高成長を、最重要の経営目標としています。

 

■4549 栄研化学 東証1部

株価 2240    PER 36.12    PBR 2.80

臨床検査薬の大手企業です。便潜血検査試薬ではシェア6割超で、尿検査や遺伝子検査も育成しています。1月28日、売上については海外向け売り上げが便潜血検査用試薬、尿検査用試薬・装置を中心に好調に推移し、国内向けも堅調であることから、利益については増収に伴う利益の増加に加え、製造原価の低減などから、ともに業績予想及び配当予想を上方修正しました。当社は2002年に流行したSARSの高精度の検査キットを開発した当社は「ランプ法」という独自の遺伝子増幅技術に強みを持ち、1時間ほどでウイルスを判定できます。新コロナウイルスにも技術を応用できるとみられています。

 

■4574 大幸薬品 東証1部

株価 4985    PER 38.86    PBR 4.09

止瀉薬「正露丸」で知名度が高い企業です。海外でも展開しており感染管理の「クレベリン」が成長を牽引しています。2月10日に通期連結業績予想を、主に感染管理事業において国内一般用製品、国内業務用製品、海外市場向けが好調に推移したことから前回発表予想に比べ、売上高が大幅に増加、またこれらの要因などで各利益も前回発表を大幅に上回る見通しとなったことから上方修正しました。同時に配当予想も増配の発表をしています。新型肺炎の感染拡大で「クレベリン」シリーズの販売が伸びており、決算内容は想定以上に強かったと声もあります。※2020年1月31日より日本証券金融㈱にて新規売り・現引きの申し込み停止措置が取られています。

上記5銘柄以外でも、ご質問などございましたら、榊原宛までご遠慮なくお問い合わせください。

03-4360-3063(直通)  090-2649-0396(携帯) k.sakakibara@dai-ichi-premiere-sec.co.jp

 

 

 

 

 


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