NY金、相場のエネルギー蓄積中。

皆様こんにちは。前回(12月10日)に更新したブログでは、12月10日~11日にFOMC、12日には英国総選挙、15日は米国が中国への第4弾追加関税の期限となっていることから、金相場は上下に振れやすくなると予想。結果、FOMCでは政策金利据え置き、英国総選挙は与党保守党が大差で過半数獲得し、EU離脱に一歩近づき、米中貿易協議では第一段階正式合意し、15日に予定していた米国の制裁関税は見送られることとなりました。NY金は、1465~1490ドルのレンジで推移しておりました。

NY金と東京金日足の一目均衡表を確認しますと、NY金は一目均衡表の雲(先行スパン)を下回っていますが、一方、東京金は雲を下から上抜けております。遅行線もロウソク足を上抜けてきているため、やや下げ渋りを見せそうです。米国市場は、クリスマス休暇前という事もあって、閑散な商いとなっております。

米下院本会議は18日、トランプ大統領を「権力乱用」と「議会妨害」で弾劾する決議案を賛成多数で可決しました。大統領弾劾手続きの舞台は今後上院に移り、連邦最高裁のジョン・ロバーツ長官の下、弾劾裁判が来月開かれる予定。ただし、上院は共和党が過半数議席を握るためトランプ大統領が無罪となるのはほぼ確実とのこと。米政治不安によるNY金買いは限定的と考えます。

上記の米国金ETF保有残高を見ますと、9月26日の924.93トンのピーク時より、12月19日現在で41.6トン減少したことになります。今月に関しましては、12.3トン減少しております。そのように考えますと、今月に入っても投資資金が金市場から流出していることが理解できます。

<テクニカル面>

上記のテクニカル指標であるボリンジャーバンドを見ますと、NY金価格は中心線の上に位置しており、σ=ー1~σ=+1の上下のレンジ幅が縮小しています。レンジ幅が縮小しているため、相場のエネルギーが蓄積され、今後NY金相場が大きく変動する兆候と捉えることが出来ます。年内は、ビックイベントがなく、来年以降の相場に注目したいと思います。

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コンシェルジュ
高橋英希

誕生日:1972年11月17日
岩手県出身・相場歴25年


私は、金融業界で20年以上経験があり、株式や商品先物など、お客様へ幅広い提案をしております。ファンドの動向や時代の流れを読みながら、事実を背景に、相場のポイントをお伝えするようにしています。
買いチャンスであっても、余裕を持って取り組むことをおすすめしています。急に相場が反対に動いた時でも、対応がしやすいように考えていきたいですね。この姿勢は少し慎重かもしれませんが、まずはお客様の安心があってこそ、良い取引ができると信じています。