沢登り大好き証券マンのレポート

■転換点?

米中貿易協議やトランプ米大統領のウクライナ疑惑、中国経済減速、激化する香港情勢、国内においては「桜を見る会」の政治問題化に加え、上場する製造業の2020年3月期の業績下方修正額が7年ぶりの高水準になるなど、株価が下落するきっかけには事欠きません。そのような状況下で、今回は情報通信やサービス、小売りなどの5銘柄を選んでみました。なお、株価、PER(当期予想)、PBR(前期実績)は11月22日引け値でjijipressから、チャートはブルームバーグから出典しています。

■1926 ライト工業 (東証1部)

株価 1,586円    PER 13.28   PBR 1.46

東北発祥で法面・地盤改良など特殊土木に強い。技術力に定評のある建設会社で、配当性向30%を方針にしています。施工能力から採算を重視しており、米国事業も黒字化しており、7期連続増配しています。従業員は廃業する下請けを中心に、5年で500人を採用する計画です。11月7日に第2四半期決算を発表しました。それによりますと、受注高は自然災害の復旧工事や官公庁発注の斜面・法面工事の受注が増加、前年同期比2.5%増の613億11百万円でした。売上は同4.7%増の480億円となっています。

■2792 ハニーズHD (東証1部)

株価 1,424円   PER 12.41   PBR 1.21

ショッピングセンターを軸に10~60代向け低価格の婦人カジュアルを展開しています。19年5月期決算では国内売上高が4.5%増の486億円、営業利益は34.6%増の49億円、経常利益は36.4%増の51億円となりました。アセアン生産比率が90%に拡大する一方、中国比率は10%に低下しました。EC事業も売上高は77%増の18億円と拡大、3年後のEC売上高50億円を目指しています。9月27日に発表した1Q 業績では、7月中旬まで続いた低温・長雨の影響で軟調に推移したものの、梅雨明け後回復傾向となり売上が堅調に推移、値引き販売が減少し売上総利益率が向上しています。

インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2019」によりますと、電子書籍市場規模は2018年度で2826億円と推計され、2017年度の2241億円から585億円(26.1%)増加し、2023年度には2018年度の約1.5倍の4330億円に拡大すると予測されています。また体感的に通勤途中、大半の方がスマホを見ており、その中でかなりの方が漫画を見ているように感じていることもあり、以下の2社を取り上げました。

■4424 Amazia(東証M)

株価 5,830円   PER 52.21   PBR 20.02

無料購読の漫画アプリ「マンガBANG!」を運営しており、広告・一部課金で稼いでいます。出版社等と協業して新作漫画を共同制作し、雑誌と「マンガBANG!」で同時配信する取り組みで新規ユーザーの獲得に注力、株式会社秋田書店や株式会社スクウェアエニックス、株式会社小学館と新規取引開始するなど、配信作品を増加することで他社サービスと徹底的な差別化を進めた結果、11月6日に発表した2019年9月期の業績は前年同期比で、売上は146.2%増の33億86百万円、経常利益は412.6%増の3億96百万円と大幅に増加しました。2020年9月期は売上で73.0%増の58億57百万円、経常利益36.8%増の5億42百万円を予定しています。また海外へのマンガ事業等も展開していきます。

■7035 and factory (東証M

株価 2,296円   PER 56.99   PBR 12.12

出版社と協業し漫画アプリなどを展開しています。IoTを活用したホテルの企画開発、サービス支援も展開しています。10月11日に発表した2019年8月期の決算発表ではスマホAPP事業で株式会社集英社などと共同開発した各マンガアプリは好調に推移、同事業の売上高は17億89百万円と前年同期比62.8%増となりました。IoT事業では注力するスマートホステル「&AND HOSTEL」の企画開発が順調に進み、客室タブレットサービスも導入施設が増加しています。同事業の売上は20億55百万円で前年同期比157.0%増となりました。2020年8月期は既存のマンガアプリの継続的な成長に加え、新規アプリのリリース、占いアプリなどサービス拡大を図ります。IoT事業では宿泊予約システムなどへの積極投資を行います。

■9616 共立メンテナンス (東証1部)

株価 5,260円   PER 20.22   PBR 2.59

独立系の寮運営会社です。寮とホテル事業が2本柱で「ドーミーイン」の名称でビジネスホテルを展開しています。不動産流動化も貢献し、連続営業増益としています。11月8日、第2四半期決算発表を行いました。それによりますと寮事業では全国に1451室を新設、営業利益は38億41百万円の前年同期比3.1%増となりました。またホテル事業ではドーミーイン及び、リゾート事業合わせて営業利益は52億77百万円と前年同期比10.4%増となりました。浅草のビジネスホテルでは食事をイスラム圏の戒律に対応させ、利便性の向上を図っています。

上記5銘柄以外でも、ご質問などございましたら、榊原宛までご遠慮なくお問い合わせください。

03-6369-2289(直通)  090-2649-0396(携帯) k.sakakibara@okpremiere-sec.co.jp

■大好きなマスキ嵐沢へ行って来ました

11月16日、マスキ嵐沢を遡行しました。沢までのアプローチや詰め上げたあとの登山道にかかっていた丸木橋は、ほとんどが外れており渡渉しました。しかし、大雨に磨かれた沢はとてもきれいで、雲一つない青空に紅葉が映えていました。

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コンシェルジュ
榊原潔

学生時代に獅子文六著の、田舎青年が東京の株式仲買店に就職し紆余曲折を経て大相場師になる痛快小説『大番』を読み、その主人公にあこがれて商品先物や証券など投資・投機の世界に飛び込み43年が経過しました。
自分の投資スタンスは短期投資です。先の読みにくい時代だからこそ短期で結論を出したほうがいいと考えています。買った株が思惑通り株価が上がれば利食えばいいのですが、逆に動いた場合、見切りができないことが多いと思います。その時にどのようなアドバイスをするかで担当営業マンの真価が問われると考えています。
お客様のご要望は多種多様です。短期投資のみならず様々な観点から最善のアドバイスができるよう、日々研鑽しています。
今後ともよろしくお願いいたします。