内外ともに金は、底堅い展開を予想。

皆様こんにちは。前回(10月23日)に更新したブログでは、大口投機家のポジション整理のきっかけは、10月24日のペンス米副大統領の対中国政策についての演説、ECB理事会(ドラギ総裁記者会見)、29日・30日のFOMC(パウエルFRB議長記者会見)とお伝えしました。しかし結局のところ、未だ内外ともに金は膠着状態となっております。10月29日・30日のFOMCでは、市場の予想通り、政策金利であるFFレートの誘導目標を0.25%引き下げましたが、NY金は1500ドルを挟んだ攻防戦となっております。

米中貿易摩擦懸念がやや後退し、年内利下げ打ち止め観測が強い中、依然としてNY金は1500ドルを維持しております。NYダウが4日に高値更新しても、NY金は底堅く推移しております。前々回指摘しましたように、NY金が1450ドルを下回らない限り、未だ根強い人気が金をサポートしているようです。

人気のバロメーターとなります米国金ETFを見ますと、ここ数日間減少しておりますが、未だ高水準を維持しています。そのため、NY金は底堅い展開を見せております。

<テクニカル面>

NY金のボリンジャーバンド(テクニカル指標)で見ますと、力強さは感じられないものの、NY金価格が中心線を上回っていることから、弱気にはなりにくいところです。

NY金12月限の取り組みを見ますと、ほぼ増減なく推移しております。つまり、2月限への乗り換えは行われていないということになります。ただし、今月中旬には投資家がファンドを解約する場合の45日前ルールになります。つまり、11月中旬以降は投資家が、ファンドを解約することが出来ないということになります。先週末の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想の8万9000人増を上回り、12万8000人増。8月・9月分の雇用者数も上方改定されたにもかかわらず、NY金が堅調に推移していることから、材料(ファンダメンタルズ)というよりはファンドの手仕舞いを促す時期・期限が相場を左右すると考えております。そのように考えますと、11月中旬までは、買い方有利の展開を予想します。

※建て玉のご相談は、お電話、若しくはメールにて、承っております。


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コンシェルジュ
高橋英希

誕生日:1972年11月17日
岩手県出身・相場歴25年


私は、金融業界で20年以上経験があり、株式や商品先物など、お客様へ幅広い提案をしております。ファンドの動向や時代の流れを読みながら、事実を背景に、相場のポイントをお伝えするようにしています。
買いチャンスであっても、余裕を持って取り組むことをおすすめしています。急に相場が反対に動いた時でも、対応がしやすいように考えていきたいですね。この姿勢は少し慎重かもしれませんが、まずはお客様の安心があってこそ、良い取引ができると信じています。