今週・来週の東京金は、何かが起きる?

 

皆様こんにちは。前回(10月11日)に更新したブログでは、NY金価格が1,450ドルを下回れば、大口投機家の手じまい売りが出やすく、更なる下落の可能性が大きくなると予想していました。しかし、裏を返しますと、その価格を下回らない限りは波乱含みの展開が続くとコメントしました。実際のところ、一進一退の攻防戦が、内外ともに続いております。

さて、トランプ米大統領は、10月10日・11日の2日間に渡る米中貿易交渉の米中閣僚級協議を受け、10月15日に予定していた対中追加関税引き上げを見送ると発表。中国は代わりに、年間400億~500億ドル相当の米国産農産物を購入することで合意しました。ただし、現時点では、12月15日の対中追加関税発動は予定通りとしているため、今後の交渉に注目が集まるところ。

米中貿易摩擦懸念が、やや緩和したことから、金は膠着状態が続いております。上記のチャートは、NY金・東京金日足を比較したもので、それぞれ一目均衡表を重ね合わせたものになります。テクニカル面で見ますと、NY金は雲(先行スパン)に突入しております。東京金に関しましては、雲を抵抗としていましたが、本日雲を試しております。テクニカル面で見ても、やや上値が重くなってきていると判断しております。

 

 

上記のチャートは、お馴染みのNY金12月限日足になります。中心限月は12月限であり、未だ取組みの減少は見られません。大口投機家の買いポジションは、思いのほか減少していないため、きっかけ一つで手じまい売りが出てくると予想しております。そのきっかけになり得る行事は、10月24日にペンス米副大統領の対中国政策についての演説、ECB理事会(ドラギ総裁記者会見)、29日・30日のFOMC(パウエルFRB議長記者会見)と考えております。いずれにしましても今週から来週は、内外の金相場が大きく動くと予想しております。

天底を見極める方法 ~CFTC及び市場参加者の売買動向の見方・基礎〜

 


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コンシェルジュ
高橋英希

誕生日:1972年11月17日
岩手県出身・相場歴25年


私は、金融業界で20年以上経験があり、株式や商品先物など、お客様へ幅広い提案をしております。ファンドの動向や時代の流れを読みながら、事実を背景に、相場のポイントをお伝えするようにしています。
買いチャンスであっても、余裕を持って取り組むことをおすすめしています。急に相場が反対に動いた時でも、対応がしやすいように考えていきたいですね。この姿勢は少し慎重かもしれませんが、まずはお客様の安心があってこそ、良い取引ができると信じています。