20年3月期決算、第1四半期好決算銘柄に注目!

8月の株式相場はトランプ大統領の中国に対する追加関税引き上げの影響もあり世界的な株安になった。

そのような状況の中、今回は小型株で第一四半期で好決算銘柄に注目してみた。

コード 社名 市場 株価 業務内容・概況
3341 日本調剤 東証一部 3,725円 調剤2強の一角。全都道府県で門前タイプ中心に調剤薬局を展開する。後発医薬品の自社製造品の生産を強化する。第一生命グループと業務提携。7月31日、20年3月期第1四半期の連結営業利益は17.7億円(前年同期比3.5倍)と発表した。調剤薬局事業が、前年出店店舗及び当期の新規出店店舗を中心にした処方箋枚数の増加、処方箋単価の上昇になどによる増収により、大幅な増益となった。医薬品製造販売事業は収益性を重視した販売戦略により、医療従事者派遣・紹介事業の先行投資が効果をもたらしたことにより、それぞれ大幅増益になったことも寄与した。
4344 ソースネクスト 東証一部 432円 PC用低価格ソフトが中心。ウイルス対策はシェア上位。自動翻訳機「ポケトーク」がヒット中。8月8日、20年3月期第1四半期営業利益が、0.9億円の黒字(前年同期比7.8%)の増益となったことを発表した。広告宣伝費は大幅に増加したものの、主力製品のAI通訳機「POCKETALK W」が国内外で販売が好調、売上高が前年同期比90.5%増と大幅に拡大、過去最高の四半期売上高を達成した。※日証金が新規売停止、現引停止銘柄に指定しています(8/13以降)。
7779 CYBERDYNE 東証マザーズ 655円 ロボットスーツ「HAL」開発の筑波大発ベンチャー企業。レンタルによる医療・福祉サービスが主体。8月14日、20年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前損益は2.7億円の黒字(前年同期は1.9億円の赤字)になったことを発表した。。またマレーシア政府と社会保障機構及び筑波大学と協力し、装着型サイボーグ「HAL」によるサイバニクス治療の普及に向けた各種協定を締結した。販路の拡大に期待できる。
9468 KADOKAWA 東証一部 1,526円 書籍・雑誌の出版事業を中心に、ニコニコ動画などのWebサービスや、映像・ゲーム事業を展開。2015年にKADOKAWAとドワンゴが経営統合したことで誕生。ゲーム情報ポータブルなどシナジーを生む新事業を模索。8月8日、20年3月期第1四半期の連結営業利益は34.7億円(前年同期比8.7倍)だったことを発表。出版事業が、電子書籍・電子雑誌市場動向を注視した施策が功を奏し好調に推移。それに加え、映像・ゲーム事業が北米、中国などの海外ロイヤリティ収入が好調に推移し増益に。Webサービス事業がコスト削減効果などにより黒字転換したとなったことも寄与した。
9832 オートバックスセブン 東証一部 1,724円 自動車用品小売り最大手。カー用品の販売や取り付けサービスなどを行う。「オートバックス」をFC中心に全国展開。欧州、アジアでも運営。20年3月期第1四半期の連結経常利益は前年同期比2.3倍の13.5億円に拡大したことを発表した。7月度日次売上概況は国内売上高が既存店ベースで前年比2.9%増。10月からの値上げ告知のタイヤ、ドライブレコーダーが好調に推移している。「あおり運転」による被害に遭遇しないための同レコーダー設置の必要性に、個人投資家の注目が集まった。今後も販売増が期待できるとみている。

(注)上記5銘柄の株価は2019年8⽉21⽇(水)の終値です。下記チャートは時事通信情報提供サービスからの出典です。


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