NY金は、修正安を演じるか!?

皆様こんにちは。本日は、株式市場ではなく、ここ最近メディアでも話題になっております「金」について、お話ししたいと思います。

上記のチャートは、NY金の日足になります。5月30日に、トランプ米大統領が6月10日以降メキシコからの輸入品全てに5%の関税を課し、移民の流入が止まるまで関税率を段階的に引き上げると表明したことで、市場はリスクオフに働き、金融商品が売られる一方で、NY金が買われることとなりました。NY金は、1200ドル後半から1350ドルまで反発することとなりました。

ただし、今回の上昇劇を演じたのは、やはりFRB(米連邦準備理事会)による金融政策の転換でしょう。2015年から利上げをしてきたFRBですが、6月18日・19日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、参加メンバー17人中半数近い8人が2019年中の利下げを予測し、景気減速リスクが強まれば年内に金融緩和に転じる可能性を示唆したことで、NY金は更に上昇し、1400ドルを上抜けました。

しかし、6月末、大阪で初めて開催したG20サミットで、米中通商協議が行われた結果、米国による中国への追加関税第4弾が見送られることとなり、しかも米企業と中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)との取引を再開するということが報じられました。市場はリスクオンに働き、金融商品が買われる一方で、NY金は高値から値を削ることとなりました。

<今後の金市場>

 

上記のグラフは、NY金市場におけます大口投機家のポジションを、棒グラフ化したものになります。折れ線グラフは、NY金価格の推移になります。このグラフを見ていただきますと大口投機家の買いが増加し、その一方で、大口投機家の売りが減少しているのが、お分かりになると思います。

 

こちらのチャートは、NY金とNYダウの日足チャートになります。市場の利下げ観測が和らいだものの、利下げ期待が継続しているため、NY金とNYダウが同じ動きをしております。NY金とNYダウは、一般的に逆相関性が高いといわれており、今後米国経済指標で良好な数字があれば、NYダウが堅調に推移し、NY金は再び修正安を演じると予想しております。

※東京金でご質問等がある方は、お気軽にメール・お電話でお問い合わせください。

引き続き、少人数制の勉強会も行っております。なかなか、人には聞きにくい点がございましたら、是非ご参加してみてください。

https://www.okpremiere-sec.co.jp/event/tokyo_20190718/


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コンシェルジュ
高橋英希

誕生日:1972年11月17日
岩手県出身・相場歴25年


私は、金融業界で20年以上経験があり、株式や商品先物など、お客様へ幅広い提案をしております。ファンドの動向や時代の流れを読みながら、事実を背景に、相場のポイントをお伝えするようにしています。
買いチャンスであっても、余裕を持って取り組むことをおすすめしています。急に相場が反対に動いた時でも、対応がしやすいように考えていきたいですね。この姿勢は少し慎重かもしれませんが、まずはお客様の安心があってこそ、良い取引ができると信じています。