トルコ中銀10月25日政策金利は?

先週12日、トルコの裁判所はテロ関連の罪で有罪判決を受け拘束されていた米国人牧師のアンドリュー・ブランソン氏を釈放する決定を下しました。米・トルコの関係回復に向けた重要な一歩となる可能性があります。

トランプ大統領は今夏、同氏の開放を求め、トルコの法相ら閣僚2人に制裁を科し、トルコ側が反発を強めると、アメリカはトルコから輸入される鉄鋼及びアルミニウムにかかる関税を2倍に引き上げるなどの決定を行いました。

この経済制裁によるアメリカ・トルコ両国の関係悪化でトルコリラは対米ドルで過去最安値に急落し、ほかの新興国通貨安や株安につながるなど、世界の金融市場に混乱を引き起こしました。

出所;「くりっく365」ヒストリカルデータより森村等が独自作成

 

今回のブランソン牧師の釈放が、アメリカとトルコの関係改善のきっかけとなり、制裁の解除につながるかが注目されます。

ブランソン氏はトランプ大統領の重要な支持基盤であるキリスト教保守派の「福音派」の牧師で、トランプ大統領の強硬姿勢の背景には、11月6日の米中間選挙を控えて支持固めを図る狙いがあったと思われます。

トルコリラ/円は年初の始値29.75円から8月のトルコショック時安値15.30円まで14.45円(約50%)下落した後、19円台まで戻してきました。

経済制裁解除が正式に確認されれば、トルコリラ/円は制裁発動前の20円台に回復する可能性が高いと考えています。

また、制裁解除に加えて、政策金利の引き上げがあれば、さらなる上値が期待できると思います。

 

出所;「プレミア365FX」のチャートを基に森村等が独自作成

 

前回9月13日に政策金利を24%(+6.25%)に引き上げたばかりですが、10月3日に発表された9月消費者物価指数は前年同月比で24.5%上昇。6か月連続でインフレが高進し、消費者物価上昇率が15年ぶりの高水準に達しています。

10月25日の政策金利の発表がトルコリラ/円の今後の値動きを左右する重要なイベントになると思われます。

 

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コンシェルジュ
森村等

昭和54年大学卒業後に大手商品先物会社に入社し、営業一筋に40年経験を積んできました。20歳代後半から商品先物取引のディーリングを始め、テクニカル分析などのノウハウを構築し、商品アナリストとして貴金属、農産物、オプション取引に精通しています。40年勤めた先物会社を定年退職した後、これまでの経験と人脈を活かし、現在、OKプレミア証券にて外務員活動をしています。最近は商品先物で培ったデリバティブ理論を活用して、フィールドをFX取引にも拡大し、お客様のニーズに応じて、短期、中期、長期いずれの投資スタンスにも対応できる自信があります。お客様から信頼され、末永くお取引いただけますよう、誠心誠意お付き合いさせていただきますので、何卒宜しくお願い致します。