バイオ関連注目銘柄、このような薬が出来たら良いですね。

8月27日に掲載しました個別株5銘柄が、3週間でどのような動きをしたのか、上表をご覧ください。今月に入り、米中貿易摩擦が深刻化し、株価は不安定な動きとなっております。前回、私がご紹介しましたのは、高配当でバリュー株。しかしながらSUMCOは1年ぶりの安値となりました。下落した要因は、米国時間9月5日、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反落したことや、JPモルガン・アセットと共同保有者の保有割合が9.44%から8.40%に縮小したことなどによるものです(9月6日受付変更報告書)。SUMCOは、ある程度反発した場面では、一旦買いポジションを撤退した方が良いかもしれません。それ以外に関しましては、現状維持と考えております。

 

前回はインカムゲイン(利子・配当による収入)狙いの銘柄でしたが、今回はバイオ関連銘柄でキャピタルゲイン(値上がりによる収益)を意識した銘柄をご紹介いたします。

 

4875 メディシノバ   9月18日終値 1,260円

同社は主に日本の製薬会社から画期的な新薬となる可能性を持つ医薬品候補をライセンス導入し、市場規模の大きな欧米を主なターゲットに医薬品を開発する独自のビジネスモデルを展開。欧米における医薬品開発の経験とノウハウで、動物レベルでの安全性、有効性が実証された医薬品候補に対し、人に投与した場合の安全性・有効性を実証する臨床治験を実施。医薬品候補の付加価値向上を図った上で、他の製薬会社へのライセンス導出や収益性の高い自社販売を図る。開発に特化しているため、研究や製造の機能を持たず、製薬会社として求められる莫大な先行投資やリスクの軽減を図っているのが特徴。MN-166(イブジラスト)ではALS(筋萎縮性側索硬化症)、MN-001(タイペルカスト)ではNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)、advanced NASH(進行型NASH)、線維化疾患、高中性脂肪・高コレステロール血症の適応症で新たな用法特許が承認された。

2160  ジーエヌアイグループ  9月18日終値 3,660円

同社はアジアに患者の多い疾患を適応症とした複数の創薬候補化合物をパイプラインに持ち、先端バイオ技術を活用して新薬探索・臨床開発から製造、販売まで一貫した事業活動を行っている。自社グループの研究により開発された創薬候補物をもって開発パイプラインを充実させると同時に、その一部を外部製薬企業にも共同研究を通じて提供し、さらなる価値創造につなげている。

4570 免疫生物研究所  9月18日終値 871円

同社は生物の生命維持に不可欠である免疫機構「抗体」について研鑽し、人類が病気から安全に免れるような医薬品や診断薬を提供。特に、がん、自己免疫疾患、脳・神経関連疾患などの難病にかかわるタンパク質に対する抗体の開発を追求し、医薬、診断薬、研究用試薬として供給。

4592 サンバイオ  9月18日終値 3,795円

同社が手掛ける再生医療は、脳梗塞のほか、外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、網膜色素変性、パーキンソン病、脊髄損傷及びアルツハイマー病等、既存の医療・医薬品では対処できない中枢神経系領域の疾患を対象としている。再生細胞を薬のように活用し、患者自身が本来持つ自然な再生プロセスを誘引ないし促進させることで、機能を再生させる効能が期待される再生細胞薬。

2191 テラ  9月18日終値 221円

同社は医療機関に対して樹状細胞ワクチン療法を中心としたがん免疫療法を行うための設備の賃貸、技術・ノウハウの提供、マーケティング、医療機関向け及び患者向け情報提供、権利使用許諾を行い、施設使用料、技術・ノウハウ料、権利使用料を治療数に応じて対価として受領。樹状細胞ワクチン療法を行うには、質の高い樹状細胞を培養する技術に加えて、樹状細胞にがんの特徴を認識させるためのがん抗原が重要だが、杉山治夫教授(大阪大学大学院教授)等の研究発表により、ほぼすべての固形がん・血液がんに発現していることが明らかにされているがん抗原「WT1ペプチド」を樹状細胞ワクチン療法等に応用する独占ライセンスを保有。これにより、当社契約医療機関のみが独占的にこのWT1ペプチドを使用した樹状細胞ワクチン療法等を実施可能としている。

 

上記の銘柄その他の個別株で、ご質問等がありましたら、お気軽にお電話、メールにてお問い合わせください。

 

 


日本ブログ村に参加しています。
バナーをクリックし応援よろしくお願いいたします。
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ