金、反転させた理由は?

トルコショックが震源になり新興国通貨安からドル建て金に割高感が生じ、先週8月16日NY金は一時1167.1ドルまで下落しました。

新興国通貨も下げ止まりを見せていますが、
個人的に下値を固くさせたのはやはり、米中貿易摩擦交渉の再開だと感じています。

中国、インドの金需要はやはり侮れないものがあります。

さて、米国CFTCのファンドの差引残ですが、先週14日時点で
買い211779枚
売り215467枚で売り越し3688枚になっています。
個人的にデータを集めておりますが、現物受渡しの裏付けが無いファンドが売りのポジションまで偏りが生じる現象は珍しい事です。

CFTC発表14日NY金の引値は1200.7ドル

15日終値1185ドル
16日終値1184ドル

23日、現時点でNY金は1193.2ドルですからNY市場のファンド金の売りは損勘定を抱えムズムズし出している筈です。

実際に14日以後の値動きだけ見ても、売っている向きより、買っている向きの方が値洗いは良い筈です。

本格的な買い戻しが入って来るのは1200ドル以上か?

国内も取組高は整理されています。
14日総取組高100716枚  終値4250円でしたが
21日総取組高91378枚   終値4221円
翌日22日総取組高91623枚  終値4230円です。
経験上、金と言う銘柄の特徴上これ以上取組高が減る事も考えにくいように感じます。

引値の安値は17日4174円。
しかし、85549枚の大出来高を記録した16日終値は4182円。
これを割り込まない相場であれば下値は固くなる筈です。

実際に安値から予想通り戻りを入れています。
大引3段チャートも現在、陰線11本目ですが、4251円以上で引けると陽転します。

私見ですが、NY金の押上げ要因として、ドル対新興国通貨に加え、ドル対ユーロにも注目しています。為替の売買に占めるドル・ユーロの割合が高いためです。ドルの割高感が解消に向かえば、NY金にも追い風になると思われます。

慎重な姿勢を取りつつ買い姿勢で対応してみては?


日本ブログ村に参加しています。
バナーをクリックし応援よろしくお願いいたします。
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

コンシェルジュ
野村正和

誕生日:1968年9月28日
東京都出身・相場歴:26年


私は、長年にわたり商品先物取引の現場で結果を出し続けることを追求してきました。非常にシビアな現場での経験を通して、チャートへの嗅覚は、株式だけを経験している人に比べるとかなり研ぎすまされていると自負しています。すべては、自然の法則に従います。流れに逆らっても駄目ですから、普段は、15分足のチャートを眺め続け、全体の流れとこれまでの経験から相場を判断しています。相場取引の世界は、まだまだ未知なる可能性が広がっています。グローバルな視点もたくさん残っています。商品先物取引を中心に力を発揮してきたスペシャリストが揃い、総合的な取引ができるOKプレミア証券は、初めて資産運用を行う方にもきっとフィットするはずです。ぜひ、無理の無いところからはじめて、少しずつ自分のスタイルを築いてみてください。